教科書の例題のような問題である。
適切に記号が使えるかどうかを問いたいのだろうか。
2.
初項が5である等差数列と,初項が2である等比数列がある(n=1,2,3,…)。
数列がで定められるとき,次の問いに答えよ。
(1) 数列の公差dとの公比rを求めよ。
(2) の一般項を求めよ。
(3) の初項から第n項までの和を求めよ。
解)
(1)
初項5,公差dの等差数列であるから ,
初項2,公比rの等比数列であるから .
…(A)かつ…(B)となるので,
これを連立方程式と見て解く。(A)×2-(B)とするとよりとなる.
よりが得られる。
ここではよりで条件を満たさない.
は条件を満たしを得る。これが求める値である.
(2)
(1)に代入することでを得る.
(3)
数列の初項から第n項までの和をそれぞれ求め引けばよい.
.
.
以上よりである.