曲線が()と表されているとき,その曲線の長さは
この式の意味をおおまかに考える。
方向の小さい変化に対して,この曲線の方向がと変化しているとする。
この分の曲線の長さはピタゴラスの定理でで求められる。
あとはこれらの曲線を足し合わせて極限をとれば,…(1)となる。
最後になどとパラメータの微分と思えば上式が導ける。
ところで(1)の式を極座標でとりなおす。つまりとする。
このときは微分と同じ法則で残すことにする。
例えばやのように。
さて(1)のルートの中身を調べていこう。
かつであるから2乗すると,
かつ
つまり(1)は
角度のパラメータの積分になっている。場合によってはこれの方が計算しやすいだろう。