2015-07-13 任意のεについて 数学 高校ではまったく出てこないが重要な論法がある.命題. が定数で,任意のに対して, が成り立つならば である.□右辺にいくらでも小さくできる項が含まれていると,その項を取り除いても等号付きで不等号が成立する. 証明は背理法による.(証明) 背理法を用いる.であると仮定する. このときととると,よりとなる. これは矛盾である.したがって,である.(証明終)